ノジマステラ神奈川相模原 小笠原唯志監督・川島はるな 始動日の練習を終えて

ノジマステラ神奈川相模原 川島はるな選手 キャプテン

2026/27シーズンの始動日、最初のトレーニングを終えたばかりの小笠原唯志監督と川島はるな選手が取材に応じました。今シーズンもチームを率いる指揮官は、昨シーズンからの確かな変化について語り、キャプテンは今シーズン課せられた明確なミッション、そして現在開催中のFIFAワールドカップから受けた刺激について率直な胸の内を明かしています。

小笠原唯志監督 本物にしていくために

――今シーズンの初日の練習を終えて、現在の心境を聞かせてください。

「まずはみんなが元気な姿で集まれたことが、非常に良かったと思います。新加入の選手たちも早くチームになじめるよう、良い雰囲気を作っていきたいですね。今シーズンは選手たちに、一つのメッセージとして『大人になっていこう』と伝えました。リラックスしながらもいろんなものを吸収し、状況が悪いときでも自分を律してプレーできる強さを持とう、ということです。今日はリラックスした中にも良い流れがあり、ミーティングからグラウンドでの練習まで、いい雰囲気で進められたと思います。厳しい練習になっても、この良い流れは続けていきたいですね」

――今シーズンも川島はるな選手がキャプテンを務めます。

「そうですね。チーム全体の流れ、クラブのこと、そしてグラウンド上のことまで、すべてを見通せる存在としては、やはり川島選手が一番適任です。そこは今シーズンも変わらず、チームの軸を作っていきたいなと思います」

――昨シーズンをあらためて振り返って、良かった点や、今シーズンも続けていきたい部分はどこですか?

「後半戦で広島に勝ったあたりから、選手たちの目的意識が変わり始めました。それまではどこか『怒られられないようにプレーする』という姿勢だったのが、『試合に勝つためにプレーする』という姿勢にシフトしていった。『やればできるんだ』という手応えをつかんでくれたので、今シーズンはその意識をさらに本物にしていきたい。そこが、先ほど言った『大人になっていく』という部分につながっていくと思っています」

――ちょうどワールドカップ開催期間中ですが、どんな刺激を受けていますか?

「女子も含めて世界で戦う日本人選手はたくさんいますが、指導者が世界の舞台を経験する機会はまだ少ないのが現状です。今朝の日本対ブラジルの試合を見ても、アンチェロッティ監督は世界の舞台で百戦錬磨だなと感じさせられました。一方で、日本の選手の勤勉さや最後まで諦めない姿勢は、本当に強くなっています。強豪国を脅かすような気質は、我々も生かしていかなければいけないと思いました」

キャプテン 川島はるな 達成するフェーズへ

――初日の練習を終えて、現在の心境はいかがですか?

「新しいメンバーも加わり、いい雰囲気の中でスタートができたと思います」

――久しぶりに全員が集まりました。キャプテンとしてチーム全体を見て感じたことはありますか?

「練習前にクラブ全体のミーティングがあり、そこで監督から今シーズンの目標などが話されました。みんなであらためて昨シーズンの悔しさを振り返ったことで、『強い気持ちを持って今シーズンに臨むんだ』という気持ちが、みんなの雰囲気から伝わってきました」

――小笠原監督の言葉で、特に印象的だったものは?

「昨シーズンは5位以内を目指しながらも、8位という結果に終わりました。オガさんは『今シーズンは、がむしゃらな勢いだけで何とか5位以内に入るのではない。自分たちは5位を達成しなければならないところに来ている』とおっしゃったのが、すごく印象に残っています」

――川島選手自身も、みんなの前で何か言葉を伝えたのですか?

「オガさんの言葉と重なりますが、自分たちはもう5位を『目指す』立場ではなく、5位を『達成する』というフェーズに来ているんだということ。そのためにも、クラブ一丸となって取り組んでいこうと話をさせてもらいました」

――ところで、ちょうどワールドカップ期間中ですが、試合はチェックされていますか?

「めっちゃ見すぎて寝不足です(笑)」

――さすがに今朝の「日本対ブラジル」の試合は……。

「今朝の試合は、夜のうちに録画をセットして早く寝て、朝5時前に起きて、情報を一切入れない状態で見ました」

――日本代表の戦いからはどんな刺激を受けていますか?

「チーム力で戦う姿勢や、守備の粘り強さ、組織力は、本当に世界に誇れるものだと感じました。すごく刺激を受けましたし、自分たちも頑張ろうという活力をもらいました」

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