土曜日のホームゲームまであと2日となりました。
前節はアウェーでアビスパ福岡を相手に勝ち点1をつかんだものの、リーグ戦は1勝4分け7敗と依然として厳しい状況が続いています。
その翌日にはJエリートリーグで清水エスパルスと対戦して敗れています。
今回は、午前の練習を終えた山口智監督に、エリートリーグで感じたことについてお話を伺いました。
「僕らが成長を促していかないといけない」
ーー先日のJエリートリーグ第2節(清水戦、ホーム、1-4)をご覧になられて、どのような印象を受けたか教えてください。
「まだまだやることが多いなという印象です」
ーー以前、第1節(清水戦、アウェー、1-8)については「反骨心を見せないといけない」というお話をされていましたが、今回の試合についても同様でしょうか?
「足りなかったと思いますし、結果もそうですけれども、日頃やっているものを出すところで物足りなさを感じました。まだまだ僕らが成長を促していかないといけないと思いました。自分たちがいいトレーニングをさせてあげて、そういう意識を持たせないといけない。選手が、というより、自分が思っています」
ーー成長を促すために日頃の練習から選手に働き掛ていくということですね。
「そうですね。やらせ方であったり、考え方であったり、もっと僕らが分かりやすくやらないといけないですし、成長させていかないといけないと思います。その中で反骨心を出させないといけないので、そういう部分に関しては僕自身が反省点を感じましたし、選手は選手で感じたものがあると思うので、そこをつなげていけるようにできればいいなと思っています」
「引っ張っていってほしい存在」
ーーエリートリーグは2試合とも古林将太選手がスタメンに入りました。古林選手が若い選手たちに及ぼす影響を期待しての起用という面もあったのでしょうか?
「そうですね。それもあります。もちろん(古林が)ゲームに出たり出なかったりというのもありますし、コンディションの部分もあります。いろんな狙いがある中で、やっぱり引っ張っていってほしい存在ではあるので、キャプテンをやってもらって、どういうものを出せるかなというのは見ています。プレーもそうですけど、中に入ったときの影響力や存在感も見たいと思って組み合わせてもらいました」
福岡戦と清水戦で得たものを糧にして、チーム一丸となって土曜日のホームゲームに臨みます。
明治安田生命J1リーグ第13節湘南ベルマーレ対横浜F・マリノスは、5月14日(土)16:00キックオフ。会場はレモンガススタジアム平塚です。
文=大西 徹(SHONAN BOOK)
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