次の試合まであと2日です。
午前の練習後にオンライン囲み取材が行われました。
本来なら次節に向けた準備の手応えなどについて質問すべきかとは思ったのですが、日曜日に行われたJエリートリーグ(結果 1-8)について、山口智監督にお話を伺いました。
湘南ベルマーレ山口智監督「反骨心を見せないといけない」
ーー日曜日にJエリートリーグが行われました。試合をご覧になって感じた率直な印象を教えてください。
「難しさがある中での試合というのも理解しながら、久しぶりに90分のゲームをやるメンバーが多かった中で、選手のトライとかやろうとするところはあったと思うんですけど、プロとして8点取られたという観点からすると良くなかった。大事なのはそれから何を学んで、次に何をどう生かすかだと思います。やられたことがどうこうというより、やられたことからの感じ取り方とそれからの取り組み方を見ています。もちろん僕らのほうがもっともっと追求して要求しないといけないですし、その悔しさとか情けなさをどう表現してくれるのかという(気持ちで)今はいます」
ーーあの試合に出た選手たちのその後のプレーを見て、何か変化は感じましたか?
「週明けはどちらかというと落ち込みのほうが激しかったですし、落ち込むぐらいなら練習しないといけないし、反骨心を見せないといけないという話はみんなに対してしました。選手だけじゃなくてスタッフもそうですけど、考えることは出てくると思いますし、負けていい思いなんてすることは少ないのも理解しています。次に何をするか、どこに向かうのかというところで、時間はかかるかもしれないですけど、徐々にそういう(次に向かう)選手も出てきています。今度はそれをやり続けて、なおかつそういう部分を取り戻すというところに対しては、もっともっとやってほしいですし、出してほしいですし、要求はしていきたいなと思っています」
敗戦から得たものを今後どのように生かしていくのか。反骨心を見せる選手たちがメンバー入りを目指します。
明治安田生命J1リーグ第5節鹿島アントラーズ対湘南ベルマーレは、3月19日(土)15:00キックオフ。会場はアウェー、県立カシマサッカースタジアムです。
文・写真=大西 徹(SHONAN BOOK)
