湘南ベルマーレは9月1日、浮嶋敏監督の退任と山口智コーチの新監督就任を発表しました。
9月2日には馬入サッカー場で練習を行い、山口新監督が練習後にオンライン取材に臨みました。
そこで、J1第25節清水エスパルス戦から変化のあったDF陣の印象について質問してみました。
ーーベルマーレは清水戦から、DFの並びが真ん中に大岩(一貴)選手、右に(石原)広教選手となりました。山口監督はこの配置の変更についてはどんなふうに感じていますか?
「すごくいいと思います。実際、負けなしで来ていますし、大岩の高さであったり、広教の走力であったりというのは、いいほうに出てるんじゃないかなとは思っています」
ーー普段の練習や御前崎キャンプで山口コーチから2人に何かアプローチといいますかサポートはされたんでしょうか?
「ポジションのことは言ってないですけど、やっぱり状況に応じた判断というかポジショニングのことは、どこをやっても、どの選手に対しても、気づいたことがあれば聞いたり伝えたりすることが多いので、僕が伝えたから(2人の)そういういいところが出ているかどうかはちょっと分からないんですけど、常に作業としては自分の中ではやっています」
ーー今後もポジションにかかわらずチーム全体を見てそのようなアドバイスをしていくわけですね。
「そうですね。もちろんポジションによってそれぞれ役割は変わりますけれども、現代サッカーというのは変化していきますし、その中で時間がなかったりスピーディーだったり瞬時に判断が求められます。その準備段階として、そういうポジショニングの準備というのは引き続き選手に伝えていきたいなとは思います」
指揮官の助言を受けた選手たちの、ポジショニングの準備に注目です。
残り11試合。結果が求められる厳しい状況で、チームは一丸となって戦っていきます。
J1第28節大分トリニータ対湘南ベルマーレは、9月11日(土)18:30キックオフ、会場は昭和電工ドーム大分です。
取材=大西 徹
