Jリーグは9月15日、2021シーズンから「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー」を導入すると発表しました。
Jリーグ公式試合に出場する選手が着用するユニフォームに表示する「選手番号および選手名」の書体デザインが全クラブで統一されます。
ここではJリーグのユニフォーム要項と日本サッカー協会のユニフォーム規定を紹介します。
ユニフォームの規定について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
Jリーグ「ユニフォーム要項」における選手番号
それでは、Jリーグの「ユニフォーム要項」を見てみましょう。
選手番号をシーズン途中に変更することは認められません(そういえば特例がありましたね…)。
第7条〔選手番号〕
(1) 選手番号は事前にJリーグに登録しなければならず、シーズン途中の変更は認めないものとする。
Jリーグ ユニフォーム要項
選手番号は、服地と明確に判別することができる色にしなければいけません。
選手番号のサイズもしっかり定められています。
(2) ユニフォームには選手番号が以下のように表示されていなければならない。
Jリーグ ユニフォーム要項
① 選手番号は、服地と明確に判別することができる色のものとし、服地が縞柄の場合には台地をつけるものとする
② 選手番号のサイズは、次のとおりとする
イ. シャツ:前面は高さ 10~15cm の間、背中は高さ 25〜35cm の間とし、それぞれ1か所ずつ表示すること
ロ. ショーツ:高さ 8~15cm の間とし、前面右下に1か所表示することができる
選手番号にはチームエンブレムかチーム名を入れることができます。
第 14 条〔その他表示できるもの〕
Jリーグ ユニフォーム要項
(2) 選手番号には、チームエンブレムまたはチーム名を、各数字の下辺中央部に1か所に入れることができる。ただし、高さは 4cm 以下とする。
ちなみに、ストッキングにも選手番号を入れることができます。
(4) ストッキングには、次のいずれかのものを表示することができる。
Jリーグ ユニフォーム要項
① 選手番号。ただし、左右各1か所とし、大きさはそれぞれ 50cm2 以下とする
日本サッカー協会「ユニフォーム規定」における選手番号
日本サッカー協会の公式サイトに、ユニフォーム規定が掲載されていました。
ユニフォームには選手番号や選手名を表示することができる、という内容が記されています。
第5条 〔ユニフォームへの表示〕
日本サッカー協会 ユニフォーム規程
ユニフォームに表示できるものは、チーム識別標章(チーム名、チームエンブレムもしくはその両方)、選手番号、ホームタウン名又は活動地域名、選手名、広告及び製造メーカー識別標章(製造メーカー名もしくは製造メーカーロゴマーク)とする。
ただし、選手番号は、服地と明確に区別できる色彩と、判別しやすいサイズでなければいけません。
(2)選手番号
日本サッカー協会 ユニフォーム規程
シャツの前面及び背面には、選手番号を必ず表示しなければならない。選手番号は、服地と明確に区別し得る色彩(服地が縞柄等であって明確な識別が困難なときには、台地を付ける)かつ判別が容易なサイズのものでなければならない。選手番号を付する場所及びサイズは、次のとおりとする。(中略)
2021シーズンからJリーグオフィシャルネーム&ナンバーを導入

Jリーグは9月15日、2021シーズンから「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー」を導入すると発表しました。

Jリーグ公式試合に出場する選手が着用するユニフォームに表示する「選手番号および選手名」の書体デザインが全クラブで統一されます。

早ければ2020シーズンの終盤に来シーズンのユニフォームを発表するクラブも出てくると思われます。
今後の新ユニフォーム発表に注目です。
