湘南ベルマーレ曺貴裁監督、杉岡大暉が“王者決定戦”記者会見に出席

杉岡大暉、曺貴裁

8月7日(水)にShonan BMW スタジアム平塚にて「JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦」が行われる。

2018年のルヴァンカップ優勝チームとして湘南ベルマーレが出場し、2018年のスダメリカーナ優勝チームとしてブラジルのアトレチコ・パラナエンセが来日する。

7月24日(水)に湘南ベルマーレ曺貴裁監督と杉岡大暉が記者会見に臨んだ。

日本/2018JリーグYBCルヴァンカップ 優勝チーム 湘南ベルマーレ

曺貴裁監督「南米のチャンピオンと試合ができることを光栄に思っています」

「普段のJリーグの試合とまた意味合いの違う、日本を代表する試合の一つであるということを、あらためてここに来て感じました。

 昨年、隣りにいる杉岡のゴールでクラブとして久しぶりにチャンピオンになれたということで、ルヴァンカップは選手たちも自信を持った大会ですし、その結果として今年こうやって南米のチャンピオンとあらためてこういう場で試合ができることを光栄に思っています。

 (相手の)監督さんが39歳で、僕より一回りも違う年下の方だと聞きましたけど、監督としてもその試合でいろいろ学べることも多いと思うので、その試合に向かって選手と一生懸命やっていきたいと思います」

曺貴裁
曺貴裁
曺貴裁
曺貴裁

杉岡大暉「南米のクラブチームとやるのは初めての経験です」

「湘南ベルマーレとして主要な国際タイトルを取るということで、すごく楽しみな試合です。チームとしてここでタイトルを取りたいという気持ちでいっぱいです。

 個人としてはコパ・アメリカで南米のチームと試合をして、南米ならではのテクニカルなところを経験できた部分もあるので、またそういう機会に恵まれてうれしいですし、また一回り成長できるチャンスだと捉えています。

 コパ・アメリカの相手は各国の代表チームでしたけど、南米のクラブチームとやるのは初めての経験です。僕たちみたいなはっきりしたスタイルがあるチームだと思うし、そういうチームと湘南ベルマーレとして戦えることをうれしく思います。チームメートと一丸となって、ここからまたさらに成長していけるように頑張りたいと思います」

杉岡大暉
杉岡大暉
杉岡大暉
杉岡大暉
杉岡大暉、曺貴裁
杉岡大暉、曺貴裁

ブラジル/CONMEBOLスダメリカーナ2018 優勝チーム アトレチコ・パラナエンセ

チーム紹介

指揮官が志向するのは最後尾からパスをつなぐポゼッションサッカー

 2018年のコパ・スダメリカーナ王者としてJリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦に挑むアトレチコ・パラナエンセ。ブラジル全国選手権制覇1回、パラナ州選手権優勝25回などの実績を誇る強豪クラブだ。ティアゴ・ヌネス監督はクラブのU-19、U-23の監督を歴任し、暫定監督としてコパ・スダメリカーナ制覇を達成。その手腕が評価されて今年1月に正式に監督に就任した39歳の青年指揮官だ。

 指揮官が志向するのは最後尾からパスをつなぐポゼッションサッカー。基本フォーメーションは4-1-4-1だが、ビルドアップする際は両サイドバックがかなり高い位置を取り、アンカーの選手が両センターバックの間に落ちて3-2-3-2のような形を取ってボールをつなぐ。前線までボールが渡れば、元アルビレックス新潟のホニがドリブルを仕掛け、元ビジャレアルのマルコ・ルベンや強烈な左足キックを備えるニコンがゴールに迫る。相手がハイプレスをかけても逃げずにショートパスを選択する無骨さを備えているが、もちろん完璧にパスをつなぎ切れるわけではなく、ミスから大ピンチを招く場面も散見される。

南米では「ビッグクラブがタイトルを獲得した大会」として高い知名度を誇る

 ホニやルベンに加え、中盤のマルチロールで元アルゼンチン代表のルーチョ・ゴンサレス、インテルでのプレー経験を持つ右サイドバックのジョナタン、シャフタールなどでプレーした左サイドバックのマルシオ・アセベドなど、実績豊富な選手が意外に多い。7月23日には元バルセロナで両サイドのあらゆるポジションをこなせるアドリアーノの獲得も発表された。

 なお、Jリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦は、南米では「過去にインテルナシオナル(ブラジル)やリーベル・プレート(アルゼンチン)といったビッグクラブがタイトルを獲得した大会」として高い知名度を誇り、大会の“格”も回を重ねるごとに高くなっている。参加するチームも「チャンピオン同士の対戦」ということでかなりモチベーションが高く、真剣勝負で挑んでくる。南米からの長距離移動や時差の調整、日本特有の蒸し暑さへの対応といったハンディキャップはあるが、南米王者のプライドをかけた戦いを見せてくれるのは間違いない。

文=池田敏明

チアゴ・ヌネス監督「新たなカップを手にし、トロフィールームに加えたい」

「今回、このJリーグ YBCルヴァンカップ/CONMEBOL スダメリカーナ王者決定戦に出場することができて大変光栄です。我々は、CONMEBOL スダメリカーナで初優勝し、さらに、 今大会で新たなカップを手にし、トロフィールームに加えたいと思っています。これは、昨今のアトレチコ・パラナエンセの国際舞台での活躍を示す重要な意味も持っています。

 我々が今回対戦する相手はとても強く、そしてブラジルとは異なるサッカー文化のチームと戦うことになりますが、そういった真剣勝負を勝ち切りながら成長してきましたので、今一度、チームの歴史に我々の名前を刻みたいと願っています」

ウェリントン「我々アトレチコはこのタイトルを獲得するために最後まで戦います」

「私は、サンパウロFC の一員として、2013 年に鹿島アントラーズとこの王者決定戦を戦いました。素晴らしい大会で、その試合を経験できたことは、私の人生の宝です。今回の大会では、前回手にすることができなかったタイトルを手にしたいと思っています。

 2013年は、非常に高いレベルの試合だったのを覚えています。我々にチャンスは十分ありましたが、試合の最後に、鹿島アントラーズがゴールを決めタイトルを獲得しました。

 この大会はチームにとっても各選手にとっても大変重要な試合です。南米のチームはコパースダメリカーナで優勝することでしかこの大会に出場することができません。だからこそ、我々アトレチコはこのタイトルを獲得するために最後まで戦います」

注目選手 ルーチョ・ゴンサレス

 アトレチコ・パラナエンセのメンバーの中で、抜群の実績を誇るのが“ルーチョ”ことルイス・ゴンサレスだ。リーベル・プレート(アルゼンチン)やポルト(ポルトガル)、マルセイユ(フランス)といったビッグクラブで活躍し、アルゼンチン代表でも2006年ドイツ・ワールドカップや2004年、2007年のコパ・アメリカに出場するなど、45キャップを刻んでいる。リーベル・プレート時代の2015年にはJリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦でガンバ大阪と対戦し、チームのタイトル獲得に貢献している。

 ボランチやトップ下、サイドMFと中盤のあらゆるポジションをこなす器用さを備え、鋭いタックルからの多彩なパスで素早く攻守を切り替える。豪快な攻め上がりからのミドルシュートも武器の一つ。彼の経験とスキルはアトレチコ・パラナエンセの大きな支えになるだろう。

文=池田敏明

大会要項

  • 大会名称 JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦
  • 主催 公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
  • 主管 一般社団法人 神奈川県サッカー協会
  • 協賛 Indeed Japan株式会社、株式会社ウインスポーツ、キリンビバレッジ株式会社、Shonan BMW
  • 対戦カード 湘南ベルマーレ(日本/2018JリーグYBCルヴァンカップ 優勝チーム) 対 アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル/CONMEBOLスダメリカーナ2018 優勝チーム)
  • 試合日時 2019年8月7日(水)19:00キックオフ(予定)
  • 試合会場 神奈川/Shonan BMW スタジアム平塚
  • チケット 好評発売中

写真=大西 徹(STADIO/Atlante Co. Ltd.)

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