天皇杯2回戦のスタメンはGK立川小太郎、DFは右から福島隼斗、蓑田広大、石井大生。MFはアンカーに鈴木淳之介、右から古林将太、永木亮太、平岡大陽、高橋諒。FWはウェリントンと瀬川祐輔の2トップです。
立ち上がりはなかなか主導権を握れませんでした。しかし、時間がたつにつれて攻撃にリズムが生まれると、32分に瀬川のゴールで湘南が先制します。後半に入り60分、永木が冷静に追加点を挙げると、82分には途中出場した鈴木章斗のプロ初ゴールで突き放し、3-0で勝利を飾りました。
■平岡大陽 試合後コメント(ミックスゾーン)
「自分の思いどおりに走れた」
ーーおつかれさまでした。
「おつかれさまでした」
ーー久々の公式戦を終えました。
「3カ月ぶりだったので、自分の中でワクワクした部分とちょっと不安もあったんですけど、でもケガをしてから自分でできることとか新しい発見とかいろいろあって、できることはやってきたので、自信を持っていこうと思って、結局勝てたので良かったなと思います」
ーー試合の中で思いどおりにできた部分は?
「最後に70分ぐらいで交代するときにはもうバテてしまってたんですけど、でも前半はたぶんケガ前よりも強度よくスプリントが出せたと思いますし、味方が背後に蹴るときのアクションとかも回数でいえばどんどん増えてきているので、あとはその質とか(山口智)監督にも言われてますけど、そこを求めていけばどんどんいいものになっていくとは思います」
ーーその強度はリハビリや練習で高めた?
「そうですね。リハビリ中にメディカルスタッフの方と強化したりとか、自分なりにいろいろどうしたら走れるようになるかなと考えてやって、結局今日それで走れているので、今まで1年目からいろいろ試合に出てきたんですけど、一番走れたなと思っています」
ーー今日の試合が一番?
「最後はバテちゃいましたけど、あそこまでは自分の思いどおりに走れたので、前進しているかなと思います」
「むっちゃ緊張したんです」
ーー逆にもっと伸ばしていきたいという部分を挙げるとすれば。
「それはやっぱりゴール前のところで、今日も2本か3本かシュートを打ったんですけど、やっぱりそこにこだわっていかないと、中盤の選手が点を取っていかないと存在価値は示せないと思うので、しっかりそういうところで決めていけるように、もっとこだわらないといけないなというのは、交代してから強く思いました」
ーーケガをする前にできていたように?
「いや、ケガする前もできてないですけど、今は何本も繰り返せるからこそ、最後の質のところにもこだわれるようになったというか、ケガする前はこだわるこだわると言いながら、結局体がついてきてなかったので、今はそれがだんだんできるようになってきているという意味では、そこもポジティブになっていってるのかなと思います」
ーーファンの前で久々にプレーできましたね。
「むっちゃ緊張したんです。緊張するんですけど、まあでも『練習試合と変わらん、練習試合と変わらん』と思いながらやって、まあギリ合格点ぐらいかなと思います」
ーー試合前にそんなに緊張していたんですね。
「そうですね。高校のときから毎試合緊張するんで、まあ仕方ないかな」